今回は、良く聞かれる「整体って痛いかどうか?」についてお伝えしますね。
結論から言うと、痛い整体もあるし、痛くない無痛の整体もあります。当院では、無痛の痛くない整体を行うのですが、「バキバキやりますか?」とか「痛くないですか?」など聞かれるので、「赤ちゃんや高齢の方でも安心して受けられる、ソフトな整体ですよ。」とお答えしています。
これは、どちらが良くてどちらが悪いのかではなく、それぞれの特徴があるので、当院の整体の説明も踏まえてお答えしていきますね。
バキバキやる整体について
バキバキやることを専門用語で矯正や「アジャスト」と言ったりします。
この矯正をするときにバキッと音が鳴るのですが、この音は医学的に解明されていて、関節のMRIを撮りながら矯正をすると、関節の中は液体で満たされているのですが、その液体の中の気泡が弾けることが確認されています。
つまり、音の正体は気泡が弾けたときの破裂音だということになります。そして、バキッとされるとスッキリすることもありますよね?
これは、気泡が弾けると関節の中の圧力が低くなります。そのため、スッキリしたような感じになるのです。
この矯正のときに、関節が硬かったり筋肉が硬かったりすると、痛みを伴う場合があります。上手な先生でしたら、痛みがないように施術をするのですが、不慣れな先生がやると、希に痛みを伴うこともあるようです。
当院では、リスクも考慮した上で、この矯正といった施術は行っておりません。
強もみの施術
人によっては、強くやって欲しいと言った要望がある人もいると思います。しかし、強もみをすると、揉み返しといった施術した次の日に筋肉が痛くなる好転反応が出る場合があります。
これは、筋肉を強く押したりすると、筋肉が炎症を起こします。炎症を起こすと痛みが出るので、次の日に揉み返しとなって痛みが出るのです。
マッサージを繰り返して、炎症した筋肉に強い刺激を加えつづけていくと、痛みを感じにくくなったまま、より筋肉が緊張して硬くなっていってしまうため、それを緩めるためにさらに強い刺激が必要となる。
このようなサイクルを繰り返されている方も多いかもしれませんね
これも、上手な先生がやるとあまり炎症が起きないので痛みが出ないのですが、経験が浅い先生がやると、痛みを伴うこともあるようです。
当院では、炎症を起こさないような体に負担がかからない施術を行うので、強もみの施術は行いません。
痛くなくても効果があるのか?
強く施術をしないと何となく効いてるのか不安になることもあると思います。でもご安心ください。ソフトな刺激でも、適切に施術を行えば十分に効果が表れます。
その場で効果を実感する人も多いです。
刺激が弱くても効果が十分に出せるのだったら、体に負担がかからずにリスクが少ないソフトな施術の方が安全ですよね?
せっかく体を治しに来ているのに、余計に痛くなってしまったら施術をしない方が良かったということにもなりかねません。
そのような理由から当院では痛くない整体を行っておりますので、どうぞご安心してください。